嵐ファンがラグビーに堕ちる20の必然 5×2

嵐の活動休止の発表から1ヶ月以上が経過

2019年1月27日の午後5時を少し過ぎた頃。私、斉藤はTwitterで嵐の活動休止の報を目にした。フェイクニュースにしては、随分大きく出たなと高を括っていたら、まさかの真実だというではないか。こんなことが現実に起こるのか。人はあまりの衝撃を受けると、本当に思考が停止するのだなと、頭のどこかで冷静に自分を俯瞰するほど、想像だにしなかった事態が発生した。

他のジャニーズグループで変動があれども、どこか他人事のように眺めていたのに。この日は、幸せという名の当たり前が当たり前でなくなる恐怖で、感覚器たちが防衛反応を示したかのようにすべてが止まった。生きる道標を失い、もはや連載の存在意義すら無くなっていた。

自分にとって、応援する人たちが活動を止める事象を体験するのは初めてのため、現時点でもこの気持ちを表す語句が存在しない。数え切れないほど、言葉より大切なものをもらった5人の活動休止を表現する言葉は、きっと2020年になっても見つからないだろう。

推しがいる人生

ダメだ!あれから1ヶ月以上も経つのに、未だに活動休止を事実として捉えようとすると、涙がこぼれそうになる。「喜怒哀楽」の「怒」以外のすべての感情が、束になって襲ってくる。2年後なのに、2年後だけど、5人の存在がここまで大きかったとは。いや!むしろ普通すぎたのだ。自分の軸のど真ん中に、普通に嵐さんがいたこれまでが。アルバムやDVDの発売日、映画公開日、コンサート当日を待ち侘びる日々。嵐さんがいれば、どんな不都合でも乗り切れたのに。人生の目的でありマイルストーンだったのに。これから先、何を糧に生き延びれば良いのだろう。

数年前の斉藤は、彼らへの好きが募り、溢れ出る想いのやり場に困っていた。単なる好意で終わらせるのはもったいない。せっかくなら仕事に還元しようと、結果的に転職への推進力に変えた。それまでは地元の出版社で働いていたが、全国誌を作る会社に入り、嵐さんを取材し記事にしたいという夢を叶えるべく上京。やがて火は燃え滾る炎と変わった。自身で見聞きした5人を自身の言葉で記事にしたのだ。

この体験があるからこそ、私は熱狂の対象がある人たちを全面的に肯定する。人生を彩るのは、推しに出会えた幸福という名の必然なのだから。推しに情熱を捧げたことがある人にしか、この気持ちはわからないであろう。もはや、わかってもらわなくても良かった。嵐さんがいれば良かった。

いつか見かけた “自立は、依存先を増やすこと”。この意味を、実利を伴って痛感している。電撃的にラグビーに撃たれた数ヶ月前。嵐さんに堕ちた時と同等か、それ以上の熱量を帯びて、転げ落ちるようにラグビー沼にハマっていった。当初は、趣味が多いとどれも表面をなぞっただけのようで罪悪感すらあった。けれども、もはや心の動きを無理に止めるのは第三者はもちろん、当人にだって不可能なのだから。だからこそ、いつ何が起きても後悔しないように、好きを貫き全力で推すと決めた。今の斉藤にとって、救いの神であり唯一の光。そう、それはラグビーだ。

推しが2つある人生

活動休止の一報から時間が経ち、やっと平静を取り戻した今。ラグビーがあるから、嵐さんの英断を拍手をもって受け入れらるれようになった。と、胸を張って言える。ラグビーに出会えて良かった。活動休止まで約2年、W杯まで約1年を切ったこのタイミングに、嵐さんとラグビーの両方を推せる奇跡を噛みしめたい。

**************************************

当サイトではライターを募集しています!

ラグビーに関する知識をアウトプットしたい方は、是非お問い合わせフォームからご連絡お待ちしております!

現在は6名のライターが活躍中です!