何故ラグビーボールはなぜ楕円形なの?
実際の大きさはどれくらいなの?
どんなボールのメーカーがあるの?
このような疑問にお答えしていきます。本記事では『ラグビーボールの由来、大きさ、メーカー』についてご紹介します。
またアメフトボールとの違いも加えて解説します。
目次
ラグビーボールについて
形の由来は?
ラグビーボールが楕円形の由来は様々な言い伝えがあります。
- ヤシの実を使用
- 頭蓋骨を使用
- 豚の膀胱を膨らませて使用
- 走るときに円形よりも持ちやすい
- ダチョウの卵を使用
これら全ての由来が楕円形の基礎となっています。
現在はラグビーフットボール競技規則によりボールのルールが定められています。
- 楕円形で、4枚張りでなければならない。
- 皮または類似の合成皮革素材で、つかみやすいように防水加工してあってもよい。
80年代までは革素材のラグビーボールが主流でしたが、近年は合成ゴム素材がほとんどです。
ボールの大きさは?
重量 | 直径 | 備考 | |
3号 | 360~380g | 26~28cm | 幼児、小学校低学年 |
4号 | 380~400g | 27~29cm | 小学校高学年 |
5号 | 410~460g | 28~30cm | 中学・高校・大学・一般 |
ボールのメーカーによって数十g、数cmの誤差があります。
小学生までは3号、4号と比較的軽くて小さいボールを使用します。
中学生以降は5号で統一されており、ラグビー経験者には馴染みのあるボールです。
アメフトボールとの違い
重量 | 直径 | 備考 | |
ラグビーボール | 410~460g | 28~30cm | レースはなくても可 |
アメフトボール | 397~425g | 27.6~29.1cm | レース必須 |
一般的なボールで比べると、一回りラグビーボールの方が大きいです。
アメフトは前方へボールを投げれる競技で、試合中は遠くまでボールを投げる必要があります。
そのためレースが必須になっており、確実に指にかけて遠く投げることが可能となっています。
ボールのメーカーは?
GILBERT(ギルバート)
ラグビーでは最も多く使用されているボールです。ワールドカップでもギルバードが公式球として使用されています。実際に使用した感想としては、ボールが指にかかりやすく投げやすいです。
canterbury(カンタベリー)
高校ラグビーなどでは比較的多く使用されています。長く使用すると本当にツルツル滑る印象があります。他のボールよりも少し固めで、キックの力が上手く伝わりにくい思い出があります。
SCEPTRE(セプター)
こちらも高校ラグビーではよく使用されています。ギルバードまでとはいかないですが、ボールは指にかかりやすいです。キックの飛距離も比較的伸びてくれます。
Molten(モルテン)
トライゲッターなどが有名です。アメフトで使われることが多いメーカーです。
SILVER FERN(シルバーファーン)
ニュージーランドのラグビーメーカーで人気があります。過去には高校ラグビーの公式球にも指定されたことがあります。ボールとしても品質が高いと言われています。
MIKASA(ミカサ)
一度も試合では見たことがありません。認定球として使用できるラグビーボールはあります。
おすすめのボールメーカーは?と聞かれたら、やはりギルバードをおすすめします。一番使いやすく、かっこいいと思います。
自分に合ったボールはあると思うので、ぜひ一度ボールを触って欲しいです。
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