4年に1度のラグビーの祭典
日本人にとってW杯といえばサッカーのFIFA W杯かもしれませんが、ラグビーのW杯も4年に1度の非常に盛り上がる大会です。
オリンピック、サッカーW杯、そしてラグビーW杯を合わせて世界三大スポーツイベントといわれています。(ラグビーW杯の代わりにツールドフランスを含むという説もあります)
※なおここでは15人制のラグビーユニオンのW杯を指しますが、13人制のラグビーリーグのW杯も行われます。ユニオンとリーグの違いはこちら↓
ラグビーW杯もサッカーのW杯のように各大陸で予選が行われるのは同じですが、本大会では特徴的な点がいくつかあります。
ラグビーW杯の特徴
①本大会の参加国は20か国
前回大会の上位12チーム(予選プール各上位3か国)は予選に参加せずに本大会出場権を得られます。2015大会で日本代表はグループ3位でしたので、2019年大会には無条件で出場できます。
②予選プールは5チーム×4プール
本大会では予選プール内で5チームが総当たりで戦い、各プール上位2チームが決勝トーナメントに進出し、準々決勝からスタートします。したがって、もっとも勝ち進んだチームは7試合をこなすこととなります。
③予選プールでの試合は過酷
予選プールはワールドラグビーのランキングでポット分けをされたあと、抽選でプールと対戦相手が決まります。しかし、日程はワールドラグビーが決めるため、強豪国に有利な日程が組まれがちです。前回W杯で日本代表が勝利した南アフリカ代表戦と敗戦したスコットランド代表戦の間はわずか3日間しかありませんでした。ラグビーにおいて中3日で試合をこなすのは身体的にかなり厳しいと言わざるをえないので、無理やり出場するか、メンバーを大きく変えるかしか選択肢はありません。
2019大会の開催地は日本!
ラグビーファン以外にはあまり知られていませんが、2019大会は日本で開催されます。北は東北から南は九州まで、各地で試合が行われます。
もちろん日本で開催されるのは史上初です。2015大会の南アフリカ戦勝利のおかげだと思われがちですが、実はその前に開催は決まっていました。しかし、開催国を最後まで争っていた国が南アフリカであり、もしあのとき惨敗していたら「こんな国がW杯を開催していいのか?」という声も上がっていたことでしょう。いずれにせよ前回大会に収めた3勝1敗という功績ははかりしれません。
1956年の東京オリンピック開催以来、再び同じ地で開催されることになったのはその56年後。ラグビーW杯も次に日本で開催されるのはいつになるかわかりません。一生に一度のこの機会にぜひ現地で観戦してみてはいかがでしょうか?
photo by https://www.rugbyworldcup.com/
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