ラグビー日本代表のフランカー(7番)問題

チーム内でも一目置かれる7番

ラグビー王国ニュージーランドでは、花形ポジションとされている7番。オープンサイドフランカー。

レジェンドであるリッチー・マコウが背負い、現在はサム・ケインが着けている番号だ。

一般的にこの番号を着けるオープンサイドフランカー(南アフリカでは6番を着ける)は、運動量が豊富で、アタックにもディフェンスにも貢献し、特にディフェンスでは密集でのボール奪取を得意とする選手が多い。

7番をタイプ別にカテゴライズ

このようなタイプを、さらに細分化してカテゴライズしてみたい。

①絶対ジャッカルマン

文字通り絶対ジャッカルするやつら。相手ボールを奪うこと、そしてノットリリースを誘うことに命を懸けているものたち。アタックセンスはそんなになかったりする。代表例はオーストラリア代表のデイビッド・ポーコック。

②なんでもこなすマン

FWながらラインアウトさえほぼ入らず、基本的にBKと同じようにプレーするやつら。センスがありすぎてFWかBKを決めきれずにプロの世界に入ってきてしまったものたち。代表例はオーストラリア代表のマイケル・フーパー、ニュージーランド代表のアーディ・サヴェアなど。

③とにかく運動量マン

特別に何かすぐれているわけではないが、とにかく運動量でカバーするやつら。だいたいタックル数チーム1位でフルタイム出場するものたち。代表例は日本代表のリーチ・マイケル。

現在の日本代表の7番

現在の日本代表の7番は、おそらく布巻がファーストチョイスで、姫野を6番で使った場合にはリーチが7番となるだろう。そして、代表資格を得られればカークやラブスカフニもこのポジション争いに絡んでくる。彼らを場合分けすると、布巻とラブスカフニが①、リーチとカークが③だろうか。

7番にどのタイプを置くかでチームは全く変わってくる。日本代表の場合、相手チームの方が基本的に大きいのでブレイクダウンで食い込まれがちだ。その攻撃を止める方法は、最終的には密集でボールに働きかけるしかない。

今現在の日本で強豪相手にこれができるのは、布巻、マフィ、金あたりか。しかしマフィは別として、布巻と金は現指揮官ジョセフを満足させてないことはサンウルブズの人選を見ても明らかだ。なにより体が小さく、それを補えるほどの他の特徴を十分に持ち合わせていない。

前回W杯で7番を務めたブロードハーストは③のタイプだ。ジャッカルが得意というわけではなかったが、とにかく運動量が多く、そこが生命線であった前代表を象徴する選手の一人だ。彼は現在所属のリコーでロックに挑戦しているあたり、やはりその運動量が持ち味といえる。

ワールドカップのここ2大会はリーチ、ブロードハーストと外国出身選手が7番を務める日本代表。純和製の布巻がそのポジションを勝ちとれるかどうかは、今後そのポジションを目指す体の小さな日本の少年少女に与える影響は大きい。

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