日本代表対NZ代表戦コラム「すべては順調なんだ」

日本代表対ニュージーランド代表

待望のオールブラックス戦が終わった。結果は若手主体のNZに31-69で大敗。しかしすべては順調だと感じている。それは意義ある敗戦だったから。それは1995南ア戦勝利以来、ジャパンのマインドセットは確実に変わっているからだ。

エディ・ジョーンズジャパン

遡って前ヘッドコーチ・エディジョーンズがマインドセットを変える、つまり意識を変え、ジャパンは世界と同等に戦えるんだ、と謳ってから日本は進化をしはじめた。証拠に南アに勝った。それまで外国出身選手の数が多いといった議論もあったが、南ア戦の勝利がそういったことをすべて吹き飛ばしてくれた。その後はオールブラックスが如く、ルーツにこだわらず外国人選手の積極起用でジャパンは活性化、飛躍的にレベルアップを果たした。それは見る者たちをワクワクさせてくれた。

多様なルーツ

ルーツに関して私は全くこだわりがない。海外生活経験もない生粋の大阪在住大阪人の私だが、私の周りですら外国人が溢れる昨今、インターナショナルスポーツで出生地を考えるのはナンセンスだ。ビジネスシーンもそう。純粋培養国別対抗戦はもう昭和の過去の話だ。

ジェイミー・ジョセフジャパン

そして今。世界最強オールブラックスと対峙したジャパン。序盤にジャパンがリードした時間帯もあった。奪われても奪い返し5トライを上げた。トライを決めたツイのステップは圧巻だった。いろいろあった山中亮平の復活は嬉しかった。でも私の大好きコータロー松島は欠場だった(いれば勝ったかも!ルーツなんて結果で突き抜けろ!)。そう、11.03の一戦は比較して、かつての145点敗退NZ戦後のような絶望感が全くなかった。力の差はあるものの、JJジャパンが今の延長線上に勝利する可能性があることを強く感じる一戦だった。少なくともそう信じるに値する一戦だった。

エディからジェイミーへ

最後に。エディからジェイミーへのtake overはうまくいっている。次戦はそのエディ・イングランドだ。見る者を虜にするストーリーは紡ぎ出されている。NZ戦後のジャパンのブラッシュアップには期待大だ。そうワールドカップ前年におけるこの敗戦は、来年本番での大きな勝利への伏線となること間違いなし。だから価値ある敗戦といえる。だからすべては順調なんだ!

上井健 記

photo by https://www.rugby-japan.jp/japan/gallery/

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