日本代表vsロシア代表 コラム「ロシアに逆転勝利。やはりすべては順調なんだ」

日本32-27ロシア

LIVEで見ているのに、全く負ける気がしなかった。結果を知っていて録画したものを見ているようだった。最大16点差も必ず追いつき追い越すと信じて疑わなかった。ジャパンウェイー。その先にワールドカップベスト8を夢見る私には。

日本のスタッツ

日本のポゼッションは前半39%、後半54%。ペナルティーは前半8(ロシア4)、後半1(ロシア3)。スタッツの通りでは、後半見事な修正に映る。だがそれほどスマートな展開ではなかった。むしろ泥臭くハードに、がむしゃらに後半のジャパンは変化した。後半3分の福岡のトライは、少しでも内へと切り返した気持ちの入ったトライ。15分はツイの強引な強引過ぎるほどの独走トライ。そして松田のコンバージョンが決まり一気に逆転。しかしそれでもロシアに逆転を許す。直後に田村を投入。これが奏功、田村がチームに落ち着きをもたらす。そしてその田村が同点のPGを決める。さらにクライマックスは、田村のキックをキャプテン・リーチ・マイケルが後方からフォローしてこの日2つ目のトライ。ふたたび逆転。最後はなんとか逃げ切っての勝利だった。

ワークレートの高いリーチ

際立つのはキャプテン・リーチ・マイケル。リーチのワークレートの高さには目を見張るものがあった。得点のあるところには必ずリーチがいると言っていいほどに、いるべきところにいる印象だった。充実を感じさせるキャプテン圧巻のパフォーマンスだった。

ラグビーワールドカップ2019日本大会日程

さてロシア相手の辛勝に批判的な見方が少なくないが、私はそうは思はない。この一戦の日本は松田のフル出場や梶村の初キャップなど新たなメンバーを試しての勝利。ここからメンバーを強めた日本は10ヶ月後もロシアに必ず勝つ。これを前提としつつ、同時にロシアには少しの自信を持ってもらいたいからだ。それはプールA最終戦が日本対スコットランドとなっているゆえにである。つまりここから逆算してスコットランドは日本との直前戦が中3日でロシアとなる。ここでロシアはスコットランドに善戦してもらわなければならない。一方で日本は直前がサモア戦。そこからは中8日となっている。そう日程的に2015ワールドカップからの逆転現象となっている。前回南アに勝った日本は、日本だけが短いインターバルでスコットランドと戦った不利な展開だった。今回はそれが逆となる。だからロシアにはスコットランドを大いに苦しめるべく強くあってもらわなければならない。

やはりすべては順調なんだ

このロジックでいくと、今回日本対ロシアの結果はワールドカップでのストーリーを孕んでいる。それでも日本は初戦でロシアに必ず勝ち、アイルランド、サモア、そしてスコットランドとの最終決戦に向けて突き進む。ジャパンウェイー10ヶ月後のストーリーは紡ぎ出されている。ニュージランド、イングランドとの敗戦、格下ロシアに逆算勝利もすべてはワールドカップでの躍進の踏み台となっている。だから私は言いたい。「やはりすべては順調なんだ」と。

上井健 記

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181126-00403202-nksports-spo

photo by https://twitter.com/JRFUMedia

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