【ラグビー王国】ニュージーランド代表について知っておきたいこと

ニュージーランド代表は2018年現在もっとも強いチームとされています。
それは2011年W杯、2015年W杯を連覇していること、ワールドラグビーのランキングに1位に君臨していることからも客観的事実としていえるでしょう。また、世界のどの国よりも高い勝率を誇り、どの国にも勝ち越しています。文字通り最強です。

なぜNZ代表は強い?

ニュージーランドは国土面積も小さく人口も多くありません。しかし、ラグビーが文化に深く根付いています。ニュージーランドの赤ちゃんはラグビーボールを抱えて生まれてくると言われています。それほどの国技なのです。

近年のニュージーランド代表の特徴はパスを中心としたアタッキングラグビーです。基本的な捕る・投げるという動作がとてつもなく高レベルで、その技術が芸術的なオフロードパス(タックルを受けながらパスすること)を可能にしています。

技術の高さが顕著にわかるのが雨の日の試合です。雨の日はボールが滑るので、パスをまわすのを嫌うチームが多いです。しかしNZ代表は違います。雨でも晴れでもパスをまわし、しかも落としません。そしてこのスキルを持っているのがバックスだけではないというのも最大の特徴の一つでしょう。NZ代表の別名”オールブラックス”の由来は、「FWも含めた全員がバックスのようだ=オールバックス(全員バックス)」から来ているとも言われています。(諸説あります)
ウィングの対面にプロップの選手がいるような局面をミスマッチと呼びますが、オールブラックスにそれはありません。一度セットプレーがとけたら、全員がバックスと同じなのです。

強豪でありライバルの南アフリカ、オーストラリアはこれまで海外チーム所属の選手は代表に選出されませんでしたが、近年はチーム力維持のためにそのルールを緩めて召集したりしています。しかしオールブラックスはいまだにこのポリシーを曲げていません。海外移籍=オールブラックスを諦めること。近年ではアーロン・クルーデンやマラカイ・フェキトアなどオールブラックスでの将来を嘱望された選手も、ライバルとのポジション争いに敗れ、海外移籍を決断し話題になりました。オールブラックスになることはそれだけ難しいことであり、そして夢なのです。

人口が少ないこともあり、たとえスター選手でもNZ国内でプレーする選手は必ずしも高額な報酬を得ているわけではありません。そのため、オールブラックスを諦めた選手は欧州を中心に海外に移籍することが普通です。最近はこの選手流出が激しいものの、それでもいい選手が下からどんどん出現し、国際レベルで活躍しています。

とはいえすべてのオールブラックスの選手のルーツは多岐に渡ります。NZの先住民族であるマオリ族をはじめ、ヨーロッパ系、フィジーやトンガなどのアイランダー系などです。したがってオールブラックスの強さは身体的な優位性ではなく、文化や若い年代の指導によるところが大きいでしょう。

試合前の踊り「ハカ」って何?

オールブラックスの試合を始めて見た人が間違いなく不思議に思うのが、試合前の踊りでしょう。あの踊りは「ハカ」と呼ばれ、ニュージーランドの先住民族であるマオリ族伝統の踊りです。古くからオールブラックスが試合前にハカを披露するのが伝統となっており、現在でもその風習は続いています。ちなみに試合前に同様の踊りをするのはオールブラックスだけではなく、トンガやサモアも試合前に民族舞踊を披露します。相手チームは静かにその舞踊を見守るのもラグビーの試合におけるマナーとされています。

日本との対戦成績は?

オールブラックスは過去に日本と何度か対戦しています。その中でも有名なのが、1995年W杯南アフリカ大会での日本の大敗です。そのスコアはなんと17-145。実力差のある高校の地方大会でもなかなか見られないスコアです。最近の試合ではもう少し点差が縮まっているものの、日本にとってオールブラックスはまだまだ雲の上の存在と言えそうです。

photo by http://www.allblacks.com/

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