2018年8月4日土曜日 日本時間16時35分にスーパーラグビー決勝がKOとなる。2期連続で決勝は同じカードとなり、連覇を狙うNZのクルセイダーズと3年連続の決勝進出となった南アのライオンズが対戦する。
今シーズン序盤の対戦では14-8でクルセイダーズが接戦を制しているが、ライオンズはプレーオフから調子をあげており、勢いに乗っている。
バックス(BK)で優位なクルセイダーズ
今シーズン両チームの戦いを見てきた筆者が、想定されるラインナップを対面同士で比較した表が以下の通りだ。
クルセイダーズ | ライオンズ | ||||
1 | ムーディ | – | – | ドレイヤー | 3 |
2 | テイラー | ○ | マークス | 2 | |
3 | フランクス | – | – | ファンルーイェン | 1 |
4 | バレット | ○ | オーリエ | 4 | |
5 | ホワイトロック | – | – | モスタート | 5 |
6 | サム | – | – | エラスムス | 7 |
7 | トッド | – | – | クワガスミス | 6 |
8 | リード | – | – | ホワイトリー | 8 |
9 | ホール | ○ | クロニエ | 9 | |
10 | モウンガ | ○ | ヤンチース | 10 | |
11 | ブリッジ | ○ | コンブリック | 14 | |
12 | クロティ | ○ | フォースター | 12 | |
13 | グッドヒュー | ○ | マプー | 13 | |
14 | タマニバル | ○ | ディアンティ | 11 | |
15 | ハヴィリ | ○ | クッツェー | 15 |
FWはほぼ拮抗した戦いになると言えるだろう。今季序盤の直接対決でもセットプレーはほぼ互角と言え、お互い強力なFW陣が高いレベルで拮抗している。セットプレー以外では、ライオンズHOマークス、FLスミス、控えが想定されるFLスクーマンはリーグ屈指のボールハンターであり、クルセイダーズの勢いを止められるかが注目だ。
一方でBKはクルセイダーズが優位だと言わざるをえない。クルセイダーズCTBグッドヒューは自慢の体格を活かしてライオンズSOヤンチースを狙ってくるに違いない。両WTBのコンブリック、ディアンティはクルセイダーズの速い攻撃に対応できるかどうか。
トライ王の行方、ブリッジは記録更新なるか
準決勝でハリケーンズのWTBベン・ラムがトライを記録し、スーパーラグビーのトライレコードを16に塗り替えた。クルセイダーズのWTBジョージ・ブリッジは現在15トライで、まだチャンスはある。とはいえ、決勝は堅く得点する可能性が高く、トライのチャンスはそうそう多くないかもしれない。
photo by https://sanzarrugby.com/superrugby/
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