ザ・ラグビーチャンピオンシップ第2節 レビュー

オールブラックスがブレディースローカップを16年連続で制する

ザ・ラグビーチャンピオンシップと兼ねて行われているブレディースローカップは、NZ代表オールブラックスがオーストラリア代表ワラビーズに2連勝したため、日本で行われる3戦目を前にカップの保持が決まった。

オールブラックスはSOボーデン・バレットの4トライなどでワラビーズを圧倒。2戦連続でボーナスポイントを獲得しての勝利によりチャンピオンシップでも早くも優勝が見えてきている。

オールブラックスは前節からBKを2名変更。12番にラウマペ、そしてウィングにベン・スミスを移し、FBにジョーディ・バレットが入った。クロティとイオアネの怪我および脳震盪によるカバーではあるが、この先行が功を奏した。ラウマペは再三ワラビーズ12番のカートリー・ビールにクラッシュし、ダメージを与え続け、14番ベン・スミスはフォラウを欠くワラビーズのライン背後に迫り、空中戦を制した。

バレットがテストマッチ500得点を記録

ボーデン・バレットはこの試合でテストマッチ500得点を超えたことで、歴史にまた新たに名を残したわけであるが、たびたび比較されるのはダン・カーターの1598得点という記録である。しかし彼との違いは、バレットは試合数が半分以下ながらトライ数では既にダン・カーターの記録を上回っている点である。司令塔でありながらトライゲッターでもあるバレットの躍進はとどまることを知らない。

オーウェン・フランクスは100キャップ獲得も未だトライ0

この試合でテストマッチ出場数が100に達したオールブラックスのプロップ・フランクスはトライを一つも記録していないことで有名だ。しかも100試合のうち91試合は先発出場なので、出場時間が短いわけでもない。スキルフルなオールブラックスのFWにあってそれだけキャップを重ねられるのは、玄人にしかわからない影での活躍があるからに他ならない。派手なプレーが目立つオールブラックスは実はセットプレーでも世界最高峰であり、これこそがフランクスの実力を示していると言えるだろう。

ロス・プーマスはホームでスプリングボクスに金星

厳しい展開ながらもエンドラインは割らせなかったアルゼンチン代表が粘り勝ち。14番デルグイのキレのあるランなど南アディフェンスをブレイクし、前半に大きなリードを奪いそのまま逃げ切った。
スプリングボクスは陣地を支配し攻め込む時間が長いながらトライを獲得することができず。得点力に不安を感じたエラスムスHCは既にトップリーグのクボタで準備中のフェルミューレンを召集したとの噂も。クボタがその召集に応じるかは不明だが、合流すればナンバーエイトでの先発が予想され、ホワイトリーとの共存がどうなるかも注目だ。

photo by https://sanzarrugby.com/therugbychampionship/

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