Match Previewに引き続き、H.S.さんの記事です!
選手目線に近く、スキル面のコメントが特徴的です!
ライオンズ47 – 27ジャガーズ
前半の立ち上がりはジャガーズが先行した。
ライオンズは立ち上がりのDFにまとまりがなく、ノミネートミスから簡単にトライを許してしまった。
注目していたラミノ・モジャロは先発しなかったが、一つずつボールを展開し11番のWTBが先制トライをとった。
その後終盤まではライオンズのペースであった。
最後の2トライ以外はバックスリーの選手がジャガーズDFの外側を攻略してトライをとっていた。
フロントスリー(SO,CTB陣)とFWのフィジカルプレッシャーが強く、ジャガーズDFがノミネート相手にくぎ付けとなってしまった結果である。
ライオンズの両WTBは快速かつステップで魅せトライを量産した。
今シーズンのトライランキングでも上位に食い込んでくるはずである。
逆に最後の2トライは外側を警戒し始め、広がってしまったジャガーズDFの間を攻略した。
SOのエルトンヤンチースはプレーし易かったことだろう。
フィジカルで優位に立ち、勢いに乗ったWTBがいる状況であれば相手DFの心中が手に取るようにわかり、アタックは内側か外側か使い分ければ良いだけだ。
しかしライオンズは最終的には27失点を許してしまった。
自陣から無理に回したり、ライン後陣のDFがいない状況を作ることもあった。
今シーズンも攻撃力は圧倒的なものがあるが、厳しい試合で規律のあるDFを保つことができるのかが注目である。
ジャガーズ
ジャガーズは今シーズンも、今一つ自分たちの持ち味を生かすことができていないと感じる。
スーパーラグビーがファンのためのエンターテインメント性のあるラグビーを求めているのは確かであるが、ジャガーズが目指すべきスタイルはアルゼンチンチーム独自のものではないかと強く思う。
天才キッカー、強力なスクラムを生かすことはできないのか。
オールブラックスを追い詰めたこともあるメンバーは、不満がたまっているはずである。
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