【Sunwolves】ブルーズに敗北し、鬼門のNZ遠征へ

秩父宮ラグビー場にニュージーランドカンファレンスのブルーズを迎えたサンウルブズは、10-24で敗れた。

ブルーズはアタックにはいいところがあるものの、ディフェンスに難があり下位に沈んでいる。アタックでは通用しているサンウルブズとしては、トライの量産が期待された。しかし、結果は今季最少得点タイの10得点でわずか1トライであった。これは相手ディフェンスの問題ではなく、明らかに自チームの問題だ。連携がとれず、やみくもにパスを回したりハイパントを蹴るなど、バーバリアンズよりも連携のないチームであった。

ジョセフHCがFB松島を名指しで批判

試合後にサンウルブズのジョセフHCがFB松島を名指しで批判したことが話題となっている。松島が簡単に突破され、トライを許したのは事実だ。だが、ラグビーではトライを奪われた責任は一人で負うものではない。フルバックというポジションは1対1で止めなければならない場面が多く、被トライ時には目立ってしまうものだ。
そもそも松島は1対1のディフェンスが強い選手だ。しかし、この試合だけでなく、ここ数試合で軽いディフェンスが目立つ。サントリーでできることがなぜサンウルブズでできないか?外部要因を挙げるとすれば、相手が強いことと、WTBとの連携が不十分であることだろう。ブルーズ戦に限っては、WTBマシレワの稚拙な守備の尻拭いをさせられているような場面も多かった。

チームスポーツで、監督が選手を批判するときはだいたいチームがうまくいっていないときである。サッカー現マンチェスターユナイテッド監督のジョゼ・モウリーニョもしばしば選手を公然と批判する。彼の場合は選手に発破をかけることもあるが、たいていはメディアからの自身やチームへの批判をそらす目的であることが多い。
今回のジョセフHCの場合はどうか?まず松島を交代させたのは発破をかけるのが目的であったといえる。目に見える形でタックスミスをした選手を懲罰的交代をさせ、周りに影響を与えるタイプだ。しかし、事実としてラグビーでは交代選手や交代枠の重要性が高く、普通は懲罰的交代をさせる余裕はない。何か策をうたなければならないと考えた上での決断だろう。これがいい方に出るか悪い方に出るかは次からの試合での松島および周りの選手のパフォーマンス次第だ。これが英断だったかどうかはあとから語られる。しかし、迎え撃つは前年王者クルセイダーズと現王者ハリケーンズで、厳しい戦いが予想される。

photo by https://twitter.com/BluesRugbyTeam

**************************************

当サイトではライターを募集しています!

ラグビーに関する知識をアウトプットしたい方は、是非お問い合わせフォームからご連絡お待ちしております!

現在は6名のライターが活躍中です!