しかし、2015年のRWC以降日本代表が強くなったことでその差は徐々に縮まり、現在は対等に渡り合えるチームもでてきています。
そのチームが
・パナソニックワイルドナイツ
・神戸製鋼コベルコスティーラーズ
・サントリーサンゴリアス
・ヤマハ発動機ジュビロ
の4チームです。
しかし、2020年のトップリーグではとりわけ2つのチームが突出した強さを見せつけました。
・パナソニックワイルドナイツ
・神戸製鋼コベルコスティーラーズ
です。
それではなぜ、この2つのチームは特に強いのかラグビー初心者の方でもわかりやすく
解説してきたいと思います!
目次
パナ&神戸製鋼ってどんなチーム?
まず、簡単にパナソニックワイルドナイツ通称パナと神戸製鋼コベルコスティーラーズ通称神戸がどのようなチームなのかわかりやすく説明します。
■パナソニックワイルドナイツ
ホームを群馬県、太田市に構える国内きっての強豪チーム。(22年には埼玉県の熊谷市に移転予定。)今シーズンの優勝候補。日本中を熱狂させたRWC2019ではチームから最多の6人も排出した。また代表選手だけではなく、世界のトッププレーヤーや有望な新人選手も国内で一番在籍しているのでラグビー初心者の方が応援するには一番いいかもしれない。ちなみに今季で、トライゲッター福岡堅樹選手が引退する。彼のプレーを見るためだけでも試合を見る価値があるので、パナをみにいこう!!!
パナソニックワイルドナイツのホームページはこちら
■神戸製鋼コベルコスティラーズ
ホームを神戸市東灘区御影浜町におく国内きっての強豪。そして2019シーズンの王者であり今シーズンの優勝候補。
チームとして歴史が古く。これまで多くの有名選手を排出してきた。
パナ同様日本代表も数多く在籍し、メンバーにはお茶の間で大ブレイクした中島イシレリ 選手やイケメンで話題の神の手をもつラファエレ選手がいる。
また今季はニュージーランド出身の伝説的プレーヤが2人も来日し大きく話題となった。
神戸製鋼コベルコスティーラーズのホームページはこちら
パナと神戸が強いワケ
パナと神戸が強い理由は主に3つあります。
それがこちら。
・圧倒的にFWが強い
・攻撃の司令塔素晴らしい
まず選手層について。
トップリーグはシーズンが半年間と長いため総力戦が鍵となります。特に消耗が激しいラグビーでは、バックアップの選手がいかに良いパフォーマンスするか重要となるのです。そのためまず選手層を重要なポイントとしてあげました。
続いてFW。ラグビーは争奪のスポーツです。それを最前線で担うのがFWですから、ここが弱いといくら素晴らしいBKがいても得点できません。(BKとはバックスの略でわかりやすく説明すると、攻撃ぼ役割を担う人たち)
最後は司令塔スタンドオフ 。攻撃の要を担うのがこのポジションなので、素晴らしい選手がいればいるほどチームのアタックが円滑になり得点に繋がります。
ではここからはより詳しく見ていきたいと思います。
世界レベルの選手層
神戸製鋼 サントリー戦メンバー
1中島イシレリ RWC BEST15
2平原大敬
3山下裕史 JPN(51) BEST SUN
4張碩煥 KOR
5ブロディ・レタリック RWC NZ(81)
6トム・フランクリン BEST
7橋本大輝 JPN(1)
8タウムア・ナエアタ
9日和佐篤 JPN(51)
10ダン・カーター NZ(112)
11山下楽平
12リチャード・バックマン BEST
13ラファエレ ティモシー RWC
14アンダーソンフレイザー TON
15山中亮平 RWC SUN
16有田隆平
17平島久照
18渡邉隆之
19谷口到
20橋本皓
21梁正秋
22アンドリュー・エリス
23アタアタ・モエアキオラ
パナソニック トヨタ戦メンバー
1稲垣啓太 RWC BEST SUN
2坂手淳史 RWC BEST SUN
3ヴァル アサエリ愛 RWC SUN
4ヒーナン ダニエル AUS(2)
5サム・ホワイトロック RWC NZ(117)
6長谷川崚太 SUN
7谷昌樹
8ジャック・コーネルセン
9内田啓介 JPN(22) SUN
10山沢拓也 JPN SUN BEST
11福岡堅樹 RWC BEST SUN
12ダミアン・デアリエンディ RWC RSA(47)
13ディラン・ライリー
14竹山晃暉
15野口竜司 JPN(13)
16堀江翔太
17クレイグ・ミラー
18平野翔平
19福井翔大
20デービッド・ポーコック
21小山大輝
22松田力也
23フィリモニ・ワンカイナベテ
ご覧の通り両チーム共、日本代表の選手が多く在籍しているのはもちろん、世界のスター選手、スーパーラグビーのプレーヤーがこぞっているんですよね。
実際、この2チームのメンツをみる限り、
世界の有名クラブと選手個人のレベルは大差ないです。
ちなみに、控えにもこのように文句なしですね。
神戸控え
16有田隆平
17平島久照 JPN(42)
18渡邉隆之 JPN(10)
19谷口到 JPN(10)
20橋本皓
21梁正秋
22アンドリュー・エリスNZ(28)
23アタアタ・モエアキオラ RWC
パナ控え
16堀江翔太 RWC(66) SUN
17クレイグ・ミラー SUN
18平野翔平 SUN
19福井翔大
20デービッド・ポーコック RWC AUS(56)
21小山大輝
22松田力也 RWC SUN
23フィリモニ・ワンカイナベテ
※2020ベースでの選考。2021ではLOサムホワイトロックはすでに退団し、
LOジョージ・クルーズENG(45)が加入。
・FWが圧倒的に強い
簡単にいうとラグビーとはボールを奪い合うスポーツです。
なので、最前線でボールを供給するFWはラグビーにおいて非常に重要となってきます。
スクラムにしろ、ブレイクダウンにろボールの供給点、確保を担うFW、これが安定していないとオオトリのBKにボールが回らずスコアが重ねにくくなりますよね。
それでは改めてFWのメンバーをのぞいてみましょう。
神戸FW
1中島イシレリ
2平原大敬
3山下裕史
4張碩煥
5ブロディ・レタリック
6トム・フランクリン
7橋本大輝
8タウムア・ナエアタ
16有田隆平
17平島久照
18渡邉隆之
19谷口到
20橋本皓
・グラントハッティング
パナFW
1稲垣啓太
2坂手淳史
3ヴァル アサエリ愛
4ヒーナン ダニエル
5サム・ホワイトロック
6長谷川崚太
7谷昌樹
8ジャック・コーネルセン
16堀江翔太
17クレイグ・ミラー
18平野翔平
19福井翔大
20デービッド・ポーコック
・ベン・ガンター・布巻俊介・谷田部洸太郎
※2020ベースでの選考。2021ではLOサムホワイトロックはすでに退団し、LOジョージ・クルーズENG(45)が加入。
はっきりいうとこのFWメンバーは世界の強豪クラブと遜色がないレベルです。
つまり、接点でのプレシャーが激しくラグビーにおいて重要なボール争奪能力が非常に高いことになります。そのためこの2チームは国内でもトップレベルに強いのです。
攻撃の司令塔が素晴らしい。
ラグビーではチームの攻撃の起点となるスタンドオフもより重要です。メディアでは田村選手が非常に注目を浴びていました。それは彼が日本代表の攻撃の要、つまりエースポジションだったからです。
それでは2020シーズン年両チーム攻撃の要をみていきましょう。それがこちら。
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
アーロン・クルーデン(NZ)
元オールブラックスの天才司令塔
ヘイデン・パーカー(NZ)
サンウルブズの顔そして未来の日本代表候補
李承信
将来の日本代表を担う期待の19歳
パナソニックワイルドナイツ
山沢拓也
天才・将来の日本代表候補
松田力也
ラグビー日本代表新世代司令塔
神戸には元オールブラックスの司令塔と将来の代表を担う若手が在籍。対してパナソニックにはNext田村優と呼ばれている松田選手や山沢選手が在籍。両軍とも、日本トップレベルの司令塔を抱えています。
注目選手紹介
正直、このチームに在籍する全てのプレーヤーを紹介したいのですが、今回は覚えやすいように各チーム3人ずつ紹介します。
神戸製鋼
FBベン・スミス
SH日和佐篤
SO李承信
パナソニックワイルドナイツ
FL長谷川崚太
FLベン・ガンター
SO山沢拓也
まとめ
まとめると
神戸製鋼、パナソニックが強い理由がこちらです
・世界レベルの選手層
・圧倒的にFWが強い
・攻撃の司令塔素晴らしい
昨シーズンはコロナで中止になりましたが、今年は無事開催されることを祈ります。
それではラグビーを
世界一楽しもう!
では!
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