ジャパンラグビートップリーグ2017-2018 総括

レギュラーシーズンの勝ち点首位はパナソニックもプレーオフ兼日本選手権優勝はサントリー

2018年1月13日、サントリーサンゴリアスがパナソニックワイルドナイツを降し、優勝を決めた。
レギュラーシーズンでは、21-10でパナソニックがサントリーを降しており、下馬評でもパナソニック優勢の声が多かったかもしれない。
しかし決勝では、パナソニックの中心選手にけが人が続出し、結果サントリーが自分たちのラグビーを押し通せた、という形だ。
優勝の立役者をあげればキリがない。主将の流、加入1年目でチームの中心となったギタウ、成長著しいCTB中村、村田…。しかし、やはり最優秀選手(MVP)に選ばれた松島の功績は大きいだろう。アタック、ディフェンスともに日本代表にふさわしい不動の存在だ。試合によって存在感に波こそあるものの、最後尾に位置する安心感は五郎丸とはまた違ったものがある。今後のサンウルブズ、日本代表でも活躍が期待される。

一方敗れたパナソニックは、良くも悪くもバーンズのチームであることを印象付けたシーズンだった。昨シーズンの序盤とバーンズ不在時こそ山沢がSOでタクトをふるったが、今や明確にバーンズの控えというポジションが固まりつつある。今回の決勝のようにバーンズが不在になるとアタックのテンポが失われるのは来シーズン以降も課題として残り続けるだろう。新人の松田はCTBとして定着し、好プレーを見せた。

旋風を巻き起こしたトヨタ自動車、会社とともに傾いていった神戸製鋼

今シーズン話題の中心となることが多かったチームの一つがトヨタ自動車ヴェルブリッツだ。ジェイク・ホワイトがHCに就任し、大卒新人の姫野を主将に抜擢。その姫野は日本代表やサンウルブズにも選ばれ、TL新人賞を獲得するほどの活躍だった。チームもカンファレンス2位でプレーオフにも出場した。来期こそは公式戦出場解禁のSH茂野とともに優勝を目指すに違いない。

神戸製鋼コベルコスティーラーズもある意味話題の中心にいたといえるだろう。開幕6連勝と古豪復活の兆しを見せたが、会社の不祥事発覚と連動するかのように3連敗。優勝戦線から離脱した。しかし、来期は元NZ代表ダン・カーターの加入が発表され、SHアンドリュー・エリスとのホットラインを日本で復活させる。一躍世界が注目するチームとなる。

近鉄とドコモがまさかの降格

今季は変則レギュレーションで、各カンファレンス下位2チームで順位決定戦を行い、最下位は自動降格、残り3チームはトップチャレンジの上位2~4位と入れ替え戦を行った。このルールが物議を醸した。たとえば、レギュラーシーズンで0勝だったコカコーラは残留し、6勝をあげたドコモは降格した。ラグビーでは試合へのモチベーションが勝敗に大きく関わると思い知らされた出来事だろう。来期以降のレギュレーションの改善に期待したい。

ホンダと日野自動車が昇格

来期はトップチャレンジ1位のホンダヒートが1年でのトップリーグ復帰を果たした。日本代表にとっても、レメキがW杯前のシーズンをトップリーグで過ごすのは嬉しいだろう。日野自動車は多くの元トップリーグ経験者の活躍もあり、ドコモを入れ替え戦で破って昇格を決めた。

2018シーズン

来期はW杯を控えていることもあり、シーズンがさらに短縮される見込みだ。予定では年内にプレーオフまで完結する。日本代表、サンウルブズの方がよりプライオリティが高く設定されており、トップリーグファンには我慢のシーズンとなるだろう。

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